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ひとみは大きくため息を吐いた。
「胡桃って……本当に……」
「へ?」
分かっていて隠しているのか……
本当に天然なのか。
胡桃の本当の気持ちが時々分からない。
他人の恋愛大好きなひとみも、胡桃の事はなかなか理解できずにいる。
「何でもない!
それより、菊地君にプレゼントとか用意したの?」
話題を変えてひとみがにやっと笑いながら胡桃に近づく。
「プレゼントになるかは……分かんないけど……」
「用意したんだ?」
「ま……まあ……。」
「ふーん……今日のパーティーが楽しみね。」
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