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＊一級神萃.――
GodCraftにおいて、武器の創造とはいわば魔法のような物であり、肉体を維持する事や、武器を使用する事自体に神である存在は、大量のMPを消費してしまう。
神々同士の戦いにも関わらず、直接攻撃が多いのはこの理由からで、武器を使用すり際にわざわざ実体を持たない魔法という攻撃手段を用いる神は、いわば変わり者と言えよう。
その変わり者が、この神である。
彼の使う魔法とは、所謂黒魔術や白魔術とは非なるものである。
まず、本の中に秘められた無数の魔力を持つ言葉をデータ化し、無数の文字列に変換、次に使用したい対象、魔力を高速で選別し、並び替える。
しかし、それらは乱数処理がかかってしまうので常に同じ魔法を使えるとは限らないが、マジカルエンジニアの異名を持つ彼ならば、比較的低いブレ幅で常に強大な火力を維持出来る。
主要武器は『ネクロノミコン』。
アブドルという魔導士により書かれた【アル・アジフ】を原案とし、大魔導士テオドラスによりギリシャ語で書かれた魔導奥義書。
解読が難解であり、解読が出来たとしても、使用するのも困難である為に使用者は希少である。
また、この魔導書の中には大量の悪魔が巣食っており、対価を支払う事によりその巣食う頁の魔法を教えてくれる…が、邪神で無い者が悪魔の力を借りると…
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