2章

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「ところで、図書係でよかったか?」 「うん。小学生の時もしてから大丈夫。」 「そうか。」 「でも、皆に強引に係を押し付けて行くのはどうなのかな。」 「面倒臭いからいいじゃん。」 佳祐は係を立候補、いなければ推薦、いなければくじ引きをするとクラスメイトに宣言し、 立候補や、推薦せざるを得ないようにしたのだった。 「これでみんな懲りてもう学級委員に選ばれる事はないな。」 「6年の時も同じ事して、3学期も学級委員に選ばれてなかった?」 「……」
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