2章

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「ねぇ。大宮くん。」 クラスメイトの女子が声をかけてきた。 「?」 佳祐は彼女の名前を覚えていない。 「桂さん、何かな?」 すかさず、公平が代わりに返事をする。 「あ~、わりぃ、わりぃ、しゃべりに夢中になってて。何か用事?桂さん。」 「用事ってほどでもないけど。」 桂さんは少し間をおいて、
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