3章

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「それより、桂さんと長岡さんはさすがだね。」 「どうして?」 佳祐にはピンとこない。 「有望な男子に声をかけてきたんだから。」 「ボクと公平が有望?」 「そうだ。彼女達は君たちが目立つグループに属していると気付いているんだ。」 「でも、格好良くもないし、スポーツも大したことないし。」 「いやいや、リーダーシップと勉強で目立っているよ。」 「?」 まだ佳祐には理解できない。
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