プロローグ

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「さっきから何見てんの?」 「いや、ええっと。」 明らかに公平が動揺している。 佳祐は公平が見ていた方向を凝視した。 よくわからない。 「大宮くん。ここは少し前まで公園じゃあなかった?」 「今度は馬鹿丁寧に大宮くんかよ。」と思いつつ、 「ああ。そうだよ。だから校舎も体育館もまだ新しいだろ。」 「そうだよね。」
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