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しばらく空を見つめて観察していた
土方『初めて見た時に思ったが、コイツ……女だ。手足とか細ぇし、抱き心地も柔らかいな。いい香りしやがるし。体はなかなかの上物だな。』
頭の中で空を評価し終えると自分も眠たくなり後ろに引いていた布団に相手を寝かせようとするが………
相手が背負ってる大剣が邪魔になると思い抜こうと手に掛けると……
土方「!?ッ…重てぇッ…何十キロあるんだよ」
『待てよッ…こんな重てぇッ…剣をこんな細ぇ腕で振ってるのか!?…だとしたら、コイツ…ただ者じゃねぇ。コイツ…やっぱり…間者か…いや。アイツが、斬ったのは、長州の浪人たちだ。……………あぁ…考えが纏まらねぇ。』
眠たくなる頭を大きく振りなんとか相手の大剣を壁に立てかけ空をゆっくり布団に寝かせる
自分はサッサと寝間着に着替えて空が寝てる布団に潜り込むと、空が無意識で相手に抱きつき胸板に顔を埋めて気持ち良さそうにさらに深い眠りにつく
土方『なんなんだよ……コイツ……可愛いじゃねぇか………いや……これが手なのか、だけどコイツは……そんな風に見えねぇな。ッ…て俺は会って数刻しか経ってない相手を気にしてんだ!?間者かも知れないんだぞ!?』
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