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12月の京の夜……亥の刻(夜の10時)
誰も歩いてない京の街を足音も立てずに屋根から屋根へと銀色の髪を靡かせながら猫のように掛けていく空の姿があった
掛けていた姿がピタリと止み…ある方向を見つめていた…
その先には……
祇園から帰りの酔っ払いの浪人三人が千鳥足で歩いていた
その三人たちに気付かれぬこと無く近付いて行き背後に迫り……………
空「ねぇ………遊ぼーよ……」
シュッ
浪人達「!!?!?ッ……………」
浪人達はいきなりの声かけに驚き声を上げようとしたが上げられぬままに絶命してしまった
空「…ペロリッ……………つまんない…つまんないよ………」
自分に掛かった返り血をペロリと舐めバラバラに切り裂いた人だった物を冷めた目でしばらく見つめていた………………
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