記憶障害

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小学生高学年の頃、僕の中にはもう一人の自分が居た。 親でさえ不穏に感じたもう一人の自分。それはイジメを苦に自殺した同年代の男の子。自分で言うのもなんだが小学生低学年まではよく動きくかなり活発だったと思う。しかし、高学年になるにつれ、暗く心を閉じていった。 これはいわゆる憑依現象の1つになるわけだが、自分的にはやはり人それぞれだと思う。自分の場合は同じ視界、同じ身体で物事を捉える事が出来た。
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