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当時暮らしていた家は父親の会社の社宅のアパートだったのだが近くに貯水池(当時の僕ら子供の間では[さんかく池]と言われていた)があり、田舎の為あまり街灯がなかった。暗くなると貯水池の周りにある木々が風に揺れ、かなり不気味だった。
あれは僕が10歳位の時、当時小学校のスポーツ少年団に所属しており、ほぼ毎日学校の放課後に練習をしていた。終わる頃には日は落ち、周りは薄暗くなり始めていた。薄暗い中、いつも通っているさんかく池に差し掛かった時だった…
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