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ジリリリリリ!!
アナログ時計独特のベルが僕の鼓膜にダイレクトに響く。
布団から手を出し、ベルを止め、時間を確認する。
時計は7時30分を示していた。
僕はボサボサの髪をかき、洗面所へ向かう。
鏡に映った自分の姿は
大学生らしかぬ顔だった。
顔を洗い、シャッキとなる。
うむ。我ながら良い顔つきだ。
朝食はパンを焼いてイチゴジャムを塗ったものだ。
糖分摂取にもなったし、もう完璧だね。
「さてと………」
僕は呟き、今日のために買った新しい服に着替えた。
大学は私服でいいから気楽だね。
新しい服は僕の肌に優しくふれる。
靴も新しい。ピカピカだ。
そう。僕は
ピカピカの一年生。
そう考えると、なんだかちょっぴり楽しくなってきた。
僕はルンルン気分で部屋を出た。
さァ、行こうかな。
大学に。
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