日常

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午前中の授業は、国語、数学、英語、科学。すべて教室で行われているが故に、駿は起きて移動する必要がない。つまり、午前中は、寝ているということになる。 さすがに隣の人が、心配したらしく、 「公明さん??起きないと悪い夢を見ますよ?」 と、ちゃかす始末。 駿は、影響を受けたのか、 「あんパンがいっぱい口の中にぃー」 と、誰かがスピーチをしている最中に叫んでしまった… 英語の先生も、 「sharappu!」 と。 まあ、そんなこともあり ―昼休み― 駿「お弁当がなぁーーーーい!!!」 おまえが家においてきたんだろ?コンビニ弁当…。 駿「財布もなぁーーーーい!!!」 そう言えば財布も弁当の上に…。 駿「あ゛ー誰か飯をくださぁーい!」 と、泣きじゃくる。 おとなしく給食を食いなさい。 駿は、きゅうしょくが嫌いなので、弁当を持参している。 駿「給食やぁだぁー!死にたくないよぉー!」 給食に向かって泣きじゃくり、先生の弁当と無理矢理変えたのは、嘘偽りのない事実である。
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