小さな君

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僕と君は小さなレストランで出会った 僕がご飯を食べていると 君がガラス越しにそばへやってきた もう歩けないと今にも言い出しそうな君はふらふらとテラスで横になった その横顔はこの世の終わりを見たかのようだった 僕が見ていると知ると君はしきりに泣いた ガラス越しじゃ声さえ聞こえないのに・・・ ふと 僕は思いだした そう それは いつの日かテレビで見た恵まれない子どもたちのようだった
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