小さな君

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まだ生まれて2ヶ月位の子猫だった 母を探し続けた声はしゃがれ 顔は疲れきっていた 僕は公園に連れて行き取りあえずのご飯をあげた ご飯にありつけた時のあの安心しきった顔 足にまとわりつき喉を鳴らして甘える君 どの仕草も印象的だった そして 立ち去る時の不安な顔 その目は また捨てられるの? という目だった
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