馬鹿と最強は紙一重

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母「‥ごめんね‥翼‥」 「お母さんッッいや‥いやァァ!」 お母さんは血の付いた手で、 私の頬を撫でるように触る。 母「‥‥‥翼‥ 大好‥きだっ‥た‥‥」パタ 「いやァァァァァアッッッ!!!」 ―――――― ――‥‥ ばっっ!! 私は布団から飛び出すように 起き上がる。 「はっ‥はっ‥はっ‥」 呼吸が荒い。 冷や汗が額を伝う。 「また、あの夢‥か」 私は窓から照らす太陽の光を 見つめながら、ボソっと言う。 そして、時計を見る。 ‥ ‥ ‥ 「ギャーーーーッッッ」
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