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それに、ここにいる人達、
杏みんなは
‥私のあの過去を‥
知っているから。
それでいて、私をまるで家族のように接してくれる。
私は、唯一気の許せる人達なんだからっ
それに、ここにいるみんなとは、長年の付き合いだしねー
翼「悪いねっ携帯が私の味方をしてくれなかったのさ」
苦し紛れの言い訳。
工場長「‥今日の言い訳は、10点。」
翼「そりゃねぇぜ、工場長ぉー」
私は恥ずかしながらも、
毎日のように遅刻をしている。
そのたびに言い訳をして、
そのたびに点数をくれる。
この前のお婆ちゃんを助けたって言う言い訳で、37点が今までで最高得点だったと思う。
「がっはっは、前はジャングルとか壮大な話だったが、今回は機械かっ!」
「本当、工場長と翼ちゃんのこのくだらない会話は、朝の定番じゃな!」
うるせー
くだらないってなんだっ
私は毎日これを考えるのに
どれだけ時間を費やしていると思ってるんだっ
※ものの3秒です
私はそう心の中で思いつつ、
今回は口に出さなかった。
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