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懐かしい写真が出てきた
幼い顔の集合写真
後列に写る二つ上の先輩が好きだった
何度か二人で遊んだけれど
そのうち会わなくなってしまった
私はとっても子供で
背伸びばかりで素直になれずにいた
一生懸命伝えようとすればするほど
どうしたらいいのかわからなくなった
もっと素直に「好き」を伝えていたら
また違う「今」だったかもしれない
有り得たかもしれない もう一つの現実
でも 無数にある選択肢のどれを採っても「今」に繋がるなら
どれが最高だったかなんて誰にもわからない
だから この現実も幸せ
たぶんね
惜しかったかな?と思うのは
過去を振り返ってるだけじゃなくて
きっと未来も見てるからなんだ
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