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[ 疑 問 ]
こんな寂しい夏の夜は
夜風に当てられたくなるよ
こんな苦しい胸の内を
ひとりそっと片付けたい
どうにもならないなら
いっそ消えてくれればいい
でもね思い出すの
優しくて愛しい ばかりの日々だ
人はどうして離れてしまうの?
一緒にいたいと願ったくせに
ずっと一緒にいるなんて
無理とわかってて わからない
僕は頭が悪いのか
苦しいくらいの優しさを
今まで僕にくれた人は
僕を離れたあの人と
同じ人だと信じれない
優しさが残り
寂しさを超えて
綺麗な思い出になる
そうしたいのに涙が
止めてくれた笑顔も
拭ってくれた温もりも
もう瞳に映らない
君がいなくなって僕はまだ霞んだ世界のまま
いつか綺麗になることはあるのか
とても疑問なのです
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