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怖い
怖い………失いたくない
総司の手が肩に触れた
やめて
私は…
「あ…斎藤さん
土方さん呼んできてもらえます?」
総司が一緒に歩いていた斎藤に声をかけた
「沖田…さん」
「大丈夫…」
総司は頭を撫でながら落ち着かせるように
大丈夫
と言い続けてきた
「何だ総司」
土方が襖の向こうから声をかけ中に入った
「泉ちゃん」
総司が土方に言うと土方は眉を下げ泉に近づいた
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