第3話

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携帯電話と格闘する事 およそ1時間、、、 気が付けばもうそろそろ 行く時間になっていた。 「とりあえず、 楽屋行ったら池田に 適当な言い訳して 謝っとこ、、、」 今はそれしか浮かばない スエットから私服に着替え 電車に乗って 今日の仕事場まで行く。 楽屋に着くまで どうやって池田に 言い訳しようか 考えていたら、 いつの間にか楽屋の すぐ側まで来ていた。 「どうしよう、、、」 とりあえず こんな所にずっと いるわけにも 行かないから僕は そっと楽屋のドアを 開けた。 どうか池田が まだ来てませんよーに、、、 だけどそんな僕の 願いとは裏腹に ドアを開け部屋を 覗くと、そこには テレビを見て腹を抱え 笑っている池田がいた。 「よ、村上(笑)」 「あ、うん、、、」 なんか、、、気まずい だけど池田は いつもと変わらず 気まずい雰囲気を 出しているのは 僕だけで……、、、
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