第3話

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とりあえず 楽屋のドアを閉め 自分がいつも 置いている場所に カバンを置いた。 少しの沈黙、、、 それを破ったのは 池田だった。 「あのさ、今日 村ちゃんに電話 いれたんだけど、、、」 ああ、きた、、、 適当に言い訳しよう 「あー、ごめんっ ご飯買いにちょっと コンビニまで 行ってたんだ(笑」 「そうだったんだ」 そう言って池田は 納得していた。 だけどその後池田は、、、、 「なんだ、俺てっきり 村ちゃんが俺の事 嫌いになったのかと 思ったし (笑)」 「え?」 なんで、 なんでそんな事 言うんだよっ!! 「だって、ほら 一回解散してるし、、、さ」 「………」 僕は何も言い返す事が 出来なかった。 確かに池田とは 一回解散をした、、、 互いのすれ違いとか そんなんじゃなくて ただ単に僕が 池田を生理的に 嫌いになったから… だけど今は 誰よりも池田が好きで 誰よりも池田を 思っている、、、
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