第3話

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店の中へ入ると 兄さん方が僕らに 気い付いたらしく 話しかけてきた。 藤「ぉう、やっと来たんか」 最初に、 話しかけてきたんわ ライセンスの 藤原さんやった。 井「ええ∑、 これでもずいぶん 早く来たんですけど 兄さん (笑)」 藤「ほんまか~」 井「ほんまですって なあ、石田。」 石「え?あ、おう」 藤「まあ、石田が 言うんやったら 間違いやなさそうやな」 井「えぇ~!! ちょっ、兄さん」 藤「冗談や、冗談 あはははっ(笑)」 いつものように 藤原さんが、 井上さんをからかう 見慣れてる光景やのに さっきから 胸が苦しいんは 何でなんやろう、、、 井上さんが 兄さん方に慕われてる って事くらい今に 始まった事やないんに 10年も隣で 相方やってきて こんな場面 しょっちゅう 見てきたはずなんに 井上さんが 藤原さんと戯れてる とこなんか 見たくなくて 無意識のうちに僕は 思わず下を向いて しまった。
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