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それから2ヵ月後―――
久しぶりに
井上さんに会える
そう思っただけで
嬉しくて、嬉しくて
たまらんかった。
(ガチャッ)
楽屋のドアを
開けたらもう、
井上さんがおって、
僕に気い付いたらしく
久しぶりやな~と
いつものように
挨拶をしてきた。
それに続けて僕も
挨拶を交わす。
石「久しぶりですね~」
井「最近個々の仕事
ばっかやったもんな」
石「そうですね~」
井「やっぱあれやな
一人でおるより
石田とおった方が
ええな (笑)。」
石「はははっ、、、」
なんでそんな事
言うねん!!!
僕の気も知らんでッ
ああ、こんな感情
無ければええのに
誰かを好きになるなんて
そんな感情、、、、
そうしたらきっと
僕も井上さんも
変わらずに
あの頃のように
ただの相方として
ひとりの友達として
笑い合えてたかも
知れへんのに………。
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