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春が来て、
夏が来て、
秋が来て、
そんでもって
冬が来る。
毎年、毎年
それの繰り返し
たまには季節
変わらへんかな~
いっつも同じ
パターンやんけ
飽きてくんねん
隣では貴ちゃんが
美味そうに市販の
プリンを食っていた
ほんまに美味そうに
食うな~、しかし
いっつもこんな感じで
漫才もやってくれたら
嬉しいねんけどなあ
なんて言うたら
怒られるんがオチやから
まあ、言わへんけど
空手やってた俺でさえ
貴ちゃんの威力には
勝てる気がせん!!
そんな事を一人で
考えとったら
いきなりさっきまで
プリン食いながら
ニコニコしとった
貴ちゃんが俺に
向かって、
「おい、藤原
お前、暇やったら
プリン買うてこい
今すぐやっ!!!」
と、言い出した。
ああ、もう
この様子やったら
確実にパシリやんけ
なんで俺が
貴ちゃんのプリン
買わなあかんねん....
藤「って言えたら
ええねんけどな~」
井「おい!、何
ぶつぶつ言うとんねん
プリン買わへんのか」
藤「ああ、いや
買います、
買いますがな~
貴ちゃん (笑、、)」
井「なら、はよ
行かんかボケっ」
藤「あ、はい」
ガチャ、バタン
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