第1話

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ああ、誰か 貴ちゃんにバシッと 言えるやつ おらへんかなぁ~ まあ、そんなやつ 俺らの後輩に いてへんもんな~ 藤「あの性格、 なんとかならんかな 、、、無理やろな~」 そう、いって 首を横に振る。 プリンを買いに 近くのコンビニまで 歩いてる時やった。 急に電話が鳴り ディスプレイを 確認すると相方の 貴ちゃんからやった。 藤「はい、もし「 プリン1個にお前は どんだけ時間 かけとんねん!!! はよ、来んかいボケ」え?いや、でも」 井「でも、って なんやねん!! 1分や、1分で 戻って来い 来んかったら しばくからなっ!!」 プー、プー、、、、、 藤「うっわ~ 貴ちゃんご機嫌 斜めやんか、、、、、、 てか、どう考えても 1分は無理やろ 不可能過ぎるちゅうねん でもな~、プリン 買わな貴ちゃん どつくからなぁ~」 そんなことに 頭を抱えとったら また電話が鳴った。 藤「どうせ、 貴ちゃんやろ…」 藤「はい、」 井「やっぱプリン 買うてこんでも ええわ、まあ、 それだけや。 もうすぐで撮影 始まるらしいから はよ来いよ」 藤「は?ちょ、貴っ」 プー、プー、プー、、、 藤「切りよった なんやねん! プリン買うてこいとか やっぱええとか プリン買いに 行かされる俺の 気持ちも考えろや! なんて、本人の前で 言えたら カッコええねんけどな」 そういって、 来た道を俺はまた 歩き出す。
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