第1話

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その数分後、 ようやく相方が 待つ、楽屋へと 帰ってきた。 ーガチャッー 恐る恐るドアを 開けると、 相方の井本が ドアを背に 何も言わずにただ 座っているだけだった。 はあ~、 なんやねん 恐る恐る ドア開ける事 なかったやんけ 藤「貴ちゃん??」 貴「撮影行くぞ」 藤「あ、おん」 貴「今日飲みに行くぞ!」 藤「貴ちゃんとか」 貴「悪いんか?」 藤「別に悪いわけ ないやろ。」 貴「ちなみに、 お前の奢りやからな」 藤「はあ!?なんで 俺の奢りなん??」 貴「プリン 買うて来うへんかった 罰や、ばつ」 藤「あれは、 貴ちゃんが 買うて来うへんでも ええって電話越しで 言うてきたんやろ」 貴「お前が 戻ってくるん 遅いからやろ!!」 藤(……なんで 俺のせいなんねん) 貴「なんか言うたか?」 藤「へっ?!な、なんも 言うてへんよ(笑;)」 貴「なら、ええわ」 藤「おん」 藤(あっぶなー∑ 心の声まで聴こえるとか 俺の相方どんだけやねん) 貴「おい!!藤原、 はよ行くぞ」 藤「ちょっ、待ってや 貴ちゃんっ!!」 --ガチャッ、バタン--
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