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この時はまだ
藤原は、
自分の気持ちを
知らずにいた。
それから1時間後
ようやく会計を済ませた
二人がお店から
出て来た。
藤「美味かったな」
井「また来ようや」
藤「俺の奢りは
嫌やからな貴ちゃん」
井「大丈夫や
今日だけやから(笑)」
藤「に、しても
大将のオススメ品
あなどれんな」
井「な!せやから
言うたやろ」
藤「おん (笑)」
井「あ、俺こっちやから
またな、」
藤「おん、じゃあ」
そういって
井本は右へ、
藤原は左へと
足を進めた。
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