第1話

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そして20分後 タバコを吸い終えた 井本が楽屋へ 戻ってきた。 ──ガチャッ── 藤「あ、せや、 さっきマネージャー 来て、予定時間より 若干早よなったって 言うとったわ」 井「何時からなってん?」 藤「確か20分前? やったっけかな…」 井「……」 藤原に確認した 井本は壁に 掛かれてある時計に 目を向けた。 井「10時30分か、、、 遅れても嫌やから もお、行くか?」 藤「せやな」 そんな会話を しながら二人は 楽屋を出た。 向かう先は、 取材が行われる部屋 その部屋は 二人の楽屋から さほど遠くもなく ものの1分も かからない内に 取材が行われる部屋へと 着いてしまった。 藤「なあ、入って ええんか?」 井「遅れるより マシやろ、はよ、 入れや!!ぼけぇ」 藤「ちょっ、!!!」 ドア付近にいた 藤原は井本の 押し付けにより 扉が開いてしまい 中へと入ってしまった。
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