第1話

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今日もいつもと 同じように 仕事場へ向かう その足取りは 軽いような 重いような そんな気分やった 前までそんなこと 無かったんに、、、 いつからやったけ? 仕事場に向かうのが 苦痛で、楽屋の ドアを開けるのを 躊躇うようになったんは いつからやったけ? ああ、そうやった あの日からや、、、 僕が井上さんを 好きと気い付いた あの日から...。 世界はなんら 変わりもしないのに 僕だけが 変わっていったんや そう、僕が 井上さんを好きに なってしまった あの時から………
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