第4話

10/12

109人が本棚に入れています
本棚に追加
/117ページ
撮影も終わり 二人はまた、 楽屋へと戻っていった。 ーー楽屋ーー 楽屋に着くなり 井本はドカッと ソファーに腰掛け ズボンのポケットに 入れておいた 携帯へと手を伸ばし 携帯をいじり始めた。 畳の上に腰を下ろした 藤原が相方に 話しかけた。 藤「なあ、貴ちゃん」 井「なんやねん」 藤「もしもさ、、、 もしもやけどな」 井「おう、」 藤「俺が実は男が 好きでしたー、とか 言うたら、、、さ 貴ちゃんは「別に ええんちゃうん??」 どう、思う そう言おうとしたら 井本の方から 間を割って話しかけてきた 井「好きやったら 別に性別なんか クソくらいやろ(笑)」 そういって 井本は携帯から 目線を外し 相方に向かって 笑いかけた。 この時藤原は 嬉しいような どうしていいか 分からないような 複雑な心境にいた。
/117ページ

最初のコメントを投稿しよう!

109人が本棚に入れています
本棚に追加