第1話

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「しずるの池田です 宜しくお願いしまーす」 池田がスタッフや いろんな人に挨拶をする 「しずるの村上です 宜しくお願いします」 池田に釣られるように 僕もスタッフ方に 挨拶をする。 「今日はお願いしますね」 そういって 僕たちの前に 現れたのは 感じのいい若い女性だった パイプ椅子に 隣同士で座り、 僕たちに向かい合う形で 記者の人が座った。 そして、 取材が始まった。 「それでは最後に 相方のことを、 どう思いますか?」 なんだよ、 どう思いますか?って そんなの大好きに 決まってるじゃん!! 池ちゃん以外 僕には必要ないんだから! 「それでは、まず 池田さんから」 池田はなんて 答えるんだろう… 「俺は村ちゃんの事 好きですよ (笑)」 え?、、、 「仲が宜しいんですね」 「そりゃあ、もう 俺は村ちゃんの事 大好きですからね(笑)」 ねえ、池田 僕はその言葉に 期待を抱いてもいいの? 池田が言った 大好きって言葉に、、、 「それでは、村上さんは どう思いますか?」 「僕も池田くんと 同じですね (笑)」 「そうですかー、 ほんと仲良いですね 今日は取材させて いただき、ほんとに ありがとうございました」 「それでは、」 そういって 記者の人が出て行った。
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