No.1であるために

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競争心は無いけれど、それでも何が必要かくらいはわかってる。 仕事ならこんなに上手く笑えるのに。こんなに上手く話せるのに。 どうして、奴相手だと上手くいかないのだろう。 自分を客観的に見る、冷めた自分がいる。笑ってても、話してても。どこかで、自分に問いかけてる。 本当のあたしはどこ? 「未来ちゃん!」 「あっ!藤田さん!お待ちしてました」 「今日はさ、後輩連れてきたんだ」 「ホントですか?嬉しいです」
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