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海鳴市内にある警察署(通称、海鳴警察)。
ここに一人の刑事が勤務していた。
『あーあ、腹減ったな~…』
彼は岩崎薫(かおる)。
今年、少年課から刑事課に異動になった刑事だ。
『先輩、この資料まとめたら飯食いに行きましょう』
薫に声をかけたこの男は、富沢悟(さとし)。
薫の後輩で、階級は巡査。
つまり新人だ。
薫『富沢、お前“翠屋”って店知ってるか?』
悟『…ミドリヤ…?いいえ』
薫『よし、今日そこ行くぞ!さっさと資料まとめろ!』
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