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ありがとうと言いながら快活な笑顔で話す桜架先輩。
どうやら帰宅する方向が同じなのでみんなで帰る事に。
ぱっとしない俺が美少女に囲まれる図。
写真にでも収めたい気分だ。
「ずっと別れないところを見ると、みんなここら辺の学区から来たのか?」
さばさばしたタイプが合うのか。
先輩の問い掛けに翠が答える。
「今日のお昼は凜の家で御馳走になるんですよ」
「なるほどな、仲良いな」
「せっかくだから先輩もどうですか? もう一人増えるのも二人増えるのも一緒だと思うんで」
「いやいや、凜くんの家に悪いから遠慮するよ」
「そんな事ないですよ。 きっと喜びますよ…………妹は(性的な意味で)」
「そうか……じゃあ私もお邪魔しようかな」
大人数で食べた方が楽しいし。
先輩に高校の話も聞けるしな。
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