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僕は緑間 ハル、一応世界最強として知られているんだが……
魔王「さらばだ、世界最強の少年」
僕は今魔王に殺されかけている。僕のすぐ横には最愛の人である理沙が倒れている。
ハル「ははっ、まさか一度殺したはずの魔王が自分の部下を改造して強化した偽物だったなんてね」
そう、僕はついさっき自分の持てる全ての力を出して魔王を倒した。しかし、それは魔王が作り出した影武者だったなんて……。我ながら呆気ない最期だな…
魔王「死ね」
魔王は僕に向かって剣を振り下ろした。
理沙…ごめん。守るって言ったのに僕が死んで。先に天国にいくね……
グサッ
あれ?痛みが来ない。
僕は閉じていた目を恐る恐る開けた。目を開ける時に最悪の状況が頭によぎったが振り払った。
目を開けるとそこには
魔王の剣で貫かれ血まみれになった理沙がいた。
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