第一章
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「沖田さん、その荷物は?」 「あぁ、これ?」 沖田さんは持っている風呂敷包の荷物を少し持ち上げた。 「頑張ってるまことちゃんにご褒美」 そう言って沖田さんはニコッと笑う。 「え?」 「じゃあ、そこ終わったら僕の部屋に来てね」 沖田さんはそう言って玄関の方へ行ってしまった。
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