3175人が本棚に入れています
本棚に追加
「総司!!どこほっつき歩いてたんだ!!!」
「…きたよ」
前から土方さんが来ると沖田さんはごちた。
「あれほど散々寝てろと言っただろ!」
「少しは気分転換させて下さいよ」
「だからってなぁ!!」
こうなると土方さんの説教は一時間は続く、だから、
「ちょっと待って下さい土方さん!」
私は土方さんに負けないように声を上げた。
土方さんはもちろん、沖田さんも目を丸くしている。
「まずは沖田さんを部屋へ連れていくのが先です」
「…それも、そうだな」
土方さんは納得したような、納得しきれていないような顔をして頷き、素直に通してくれた。
最初のコメントを投稿しよう!