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「ハア‥‥ハア‥‥なんとか間に合った‥‥」
「今日から高校生だってのに遅刻寸前だなww間に合ってよかったじゃんwww」
苦しそうに息をする大地を笑いながら見てる少年は幼なじみの[神山竜二]である
大地にとって何でも話せる親友であり唯一自分がキマイラだと打ち明けた人間でもある
「てかお前、手に砂ついてるぞ?もしかしてまた四足歩行で来たのか?」
竜二は周りに聞こえないように小さな声で聞く
「だって間に合いそうになかったし、四足の方が早いし‥‥」
「バカだなあ~ばれたらどうすんだよ?もしもおかしな科学者に見つかったらバラバラに解剖されて研究されちゃうぞwww」
「ちょっと!!横で新学期早々グロテスクな話しないでよ!!」
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