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「---……はぁ、終わった……。何とか期日までに間に合って良かったわ、マジで……」 世間一般でいう“大学の課題”をようやく片付けた頃には、もう辺りは白々と明るくなっていた。 「……また徹夜か…。今日は何時入りだったっけ」 マネから送られてくるメールを確認すれば、残された時間は無いに等しくて。 「……シャワーでも浴びて目を覚まそう」 そう呟いて、立ち上がったその瞬間---…… 「--……ッ!?」 グラリ、と揺れた視界---…… ----………ガタンッ!! 「…………ッ!!」 何かがぶつかった音と共に、痛みが全身に走った---……。  
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