第一章:意外な転校生!?

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「はーい、みんなーよくきけー!昨日また例の通り魔がでたそうだ!みんな気をつけるように!」「へいへ~い」 「あー、あと転校生が1人来ているー。北谷 玲子さんだ。みんな仲良くするように」 案の定男子が茶化した。「ウヒョー!かーわいーい!」 「さわぐな!お前ら単位取れなくするぞ」 「へいへ~い」 まぁ、そんなこんなで玲子が俺達のクラスに加わった。 その日の放課後俺達は、帰路についていた。 「ねぇ、神奈ーなんかおもしろいことないのー?」 「んー?お前も朝聞いたと思うけど、最近ここら辺で通り魔でるんだ。もしかしたら今日もでるかもしれないゾー!」 ガサッ! 「キャーッ!やめてよ!あたしそういうの嫌いなんだから!」 「おい、玲子。今、ガサッ!って聞こえなかったか?」 「うんうん?聞こえなかったよ」 「そ、そうか?じゃぁいいんだ。多分俺の聞き間違いだ。」 「そうだね、じゃあ急いで帰ろう!あたし怖くなってきちゃった」俺は、二つの意味でドキドキしていた。
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