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だから中学は少し遠い女子校に通っていましたが、高校は遥さんと同じ!!
男がなんだ!!遥さんがいれば男なんて怖くない!!
よし、頑張れ桜!!フレーフレー桜!!
そんなこんなで、着きました冥徳高等学校!!
『うわぁ―すごく大きいなぁ!!』
噂には聞いて居たがこれほどとは
幼稚舎から大学院まであるマンモス学校で全部屋全クラス冷暖房完備、食堂はなんと三ツ星シェフの味!!部活も盛んでプロ選手もいるとかなんとか…
そんな凄まじい学校にこれから通えるなんて…
『夢みたいだな…』
それにこの紅い可愛いセーラー服姿の遥さんが観れるなんて…
ぶっΣ
『いけない…鼻血がでてしまう所だった…』
兎に角、先ずはクラスに行かなくちゃ…
えーと、私のクラスは…
『一年……5組…「わぁぁあ!!私と同じクラス!!」っへ?』
うわっなんだ!!Σ
ビックリして声のする隣を観てみると
「ほらっみてみてぇー!!一年5組!!入澤礼奈!!ねぇ一緒でしょ♪」
そこには背の低い、なんとも可愛らしい女の子がいらっしゃいました…
『は、はぁ…?』
「貴方、富永桜ちゃんでしょ!!礼奈知ってるよ!!一人だけ内校生じゃなくて外校生だもんね!!」
そういってきゃっきゃと嬉しそうに話す、えーと…入澤礼奈…さん
『えーと…入澤さん?だよね?外校生ってそんなに珍しいのかなぁ?』
「礼奈でいーよ♪うん、すっごーく珍しい!!えっと例えば礼奈の家に隕石が墜ちてくるほどスゴイことだよ―!!」
え?隕石?
なんだかよく分からないが、この子不思議ちゃんなんだ…
『あはは…;そっか…』
「そうそう♪ねー桜って呼んでいい?桜ー礼奈と友達になろーよ!!いいでしょ?ねぇねえ!!」
可愛らしい大きな目で見つめて来る入澤さ…じゃなかった礼奈ちゃん。
『う、うん…私でよければ…』
「わーい♪礼奈うれし―!!あおちゃんに自慢しちゃおー」
そういって私の腕をブンブンと振り回す…
痛たたたっ!!Σ
腕がとれる…Σ
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