24人が本棚に入れています
本棚に追加
「これから宜しくね♪桜―♪」
ニコッ☆
『ははは、よろしく…;』
こうして入学、いやまだ入学式してないか……学校に足を踏み入れた瞬間、とても可愛いくて萌え萌えな電波少女と友達になりました
『(そう言えば、あおちゃんって誰だ?)……まぁいっか!!』
「さぁ、教室行こ―!!早く行かなきゃ入学式始まっちゃうよ♪」
『うん!!』
ガラガラっΣ
「みんなおっはよ―!!♪」
礼奈ちゃんが一年5組と書かれた教室に元気よく入っていく。
うわぁやっぱり廊下も綺麗だな―教室はどんだけ綺麗なんだ?………なんてことをかんがえながら礼奈ちゃんに続き教室に入ると
『……ゔ…;』
そこには…
「礼奈ちゃんおはよー今日も可愛いね」
「礼奈ちゃん!!俺礼奈ちゃんとおなじクラスになれて幸せだよ」
「礼奈ちゃん」
「礼奈ちゃん!!」
「うん♪礼奈もすっごく嬉しいよぉ☆」
そこには、男、男、男ぉお!!!
に囲まれた礼奈ちゃんが…
「あ、桜ー早くこっちおいでよ♪」
うわぁ!!あんな男だらけの所から手を振ってくる礼奈ちゃん…
「誰だ…?」
「礼奈ちゃんの友達?」
「ちょっと可愛くないか?」
ちょっとってなんだちょっとってぇえぇ!!!!
私が冷や汗びしょびしょでいると礼奈ちゃんは嬉しそうに
「礼奈の親友♪桜ってゆーの☆皆仲良くしてね―」
だなんて!!
仲良くしなくていい!!
それに親友ってまだ会って10分もたってないだろうがぁ!!
と心の中で突っ込みをいれても萌え萌え電波少女には届かず、
「もぅ!!恥ずかしがしがってないで早くおいでよぉ~」
なんて可愛くぷぅっと頬を膨らませながら私の腕を引っ張ってくる
『いや、あの…;』
「礼奈ちゃんの親友かぁ~」
「俺たちとも仲良くしてよ」
ぽん、
『…Σ!!』
一人の男の手が私の肩に触れた瞬間…私の精神は崩れ落ちました
『いやぁあぁΣ!!!!』
「っ!!さくらっ!!?」
ごめん、礼奈ちゃん。
早くもクラスに馴染めなさそうにありません…
あぁ―遥さーん!!!!
最初のコメントを投稿しよう!