1人が本棚に入れています
本棚に追加
龍の国 国境付近
「野郎共!今日こそ龍の国を落とすぞ!!」
「おぉぉぉ!!」
鎧を着たおよそ5000人の兵士達が龍の国を落とす為に龍巌城に向かっていたのだ。
だが彼等の目の前に碧い装束を着、碧と白の2色の鎧を着た黒髪の青年が立ち塞がった。
いきなり青年が男達の前に立ち塞がったので男達は慌てて止まり青年を睨みつけた。
「なんだ!貴様は!」
「人の名を聞く前に自分の名を言え。常識だぞ?」
とリーダー格の男が睨みながら言うと青年も睨みながらリーダー格の男に答えたのだ。
「ぐっ・・・我が名は巳剣!巳の国の領主だ!!」
「ほ~。俺も運が良いな。まさか初めての戦でいきなり大将様と会えるとはな。」
「貴様~!貴様も名乗らぬか!」
巳剣は顔を赤くしながら叫びながら青年に言う。
最初のコメントを投稿しよう!