パパ、お手伝いする

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「生まれるまでの楽しみじゃねぇのか?」 歳の眉間にしわが寄っていく。 「ごめん。 聞いちゃった♪」 「まぁ、いいけど。 じゃあ、コイツはとしこだ。」 再びお腹に手を置くと再び蹴り返しされた。 (。・_・。)\(Д`)" 「歳のセンスのなさには頭が下がるわ。」 「パパ、ありえな~い♪」 歳は2人の言葉でやけくそになったかのように口が動き出す。 「とみ、ゆーこ、りか…」 「歳、どうした? そんなにムキになって。」 歳の視線がゆずに向けられる。 「ゆずの時はお前が付けただろ? だから今度は俺が付ける。」 「ゆず、どーする?」 「としこ、いや!」 そのままゆずと歳のにらめっこが始まった。
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