パパ、お手伝いする

9/10
前へ
/32ページ
次へ
「としこだめ!」 「なんで?」 「それはね…」 ゆずが急に考え込むと歳も急に考え出した。 「2人とも、名前なんて生まれてからでも大丈夫だから。」 莉桜はすっかり呆れている。 「このこはわたしが考えるの!」 「生意気な! コイツは俺が頑張ったから出来たの。」 コホン――― 「パパ、ちょっと…」 歳の頭によぎる悪い予感は 莉桜の笑みですぐ分かった。 「子供の前でえげつない言葉は使わない。 あなたみたいになったらどうするの!?!?」 「すいません。」 母は強し
/32ページ

最初のコメントを投稿しよう!

88人が本棚に入れています
本棚に追加