パパ、お手伝いする

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「パパおこられたー♪」 戻って来た歳を見てゆずら彼を指差して笑った。 「ゆず、人を指差すなって。」 「ほーい。」 ゆずは莉桜の所に駆け寄る。 「ママ、お腹痛いの?」 「えっ? 予定日まであと一週間もあんだぞ。」 「せっかちな…あなたに似たかもね…」 「うそだろ…とりあえずソファに座っとけ。」 「赤ちゃん、生まれるの?」 「そうね。 ママ、ゆずのために頑張らないと…」 全員が待ち焦がれ恐れていた時がやって来たのだった。
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