†~4~†

11/17
590人が本棚に入れています
本棚に追加
/179ページ
「えっ?何?」 大輝を見ると、悲しそうな表情で響鈴を見つめていた。 ポタッ 透明な雫が落ちた。 「あれ・・・・?」 響鈴は涙を手で拭き取る。 しかし、ボロボロと涙は流れるのを止めない。 「うっ・・・。ひっく、みぃゆっ・・・・」 会いたい。 何も言わずに出てきたから。 メールもなんだかしづらくて。 怒ってないかな・・・・? 「―――。」 大輝は響鈴に対して、かける言葉がみつからなかった。  
/179ページ

最初のコメントを投稿しよう!