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「・・・・・・・・。」
大輝はその場で黙り込み、立ち尽くしていた。
自覚をしてほしかった。
響鈴は・・・・・。
花ノ院財閥の唯一の令嬢。
それを狙う人は必ずいる。
だから・・・・。
自覚してほしかった・・・・。
そういう気持ちで・・・・。
言ったはず・・・・。
なのに・・・・・。
何故か、自分の言葉に納得がいかない。
《本当に自覚してほしかったから・・・・?》
《それで"関わるな"と言ったのか?》
沢山浮かんでくる疑問に今、大輝は答えを出せなかった。
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