キュール視点

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シナリオ版のキュール (キュール・ヴァウス)の語る伝説物語 遥か昔、 その世界には 幻龍と呼ばれた龍がいた。 その姿は幻想のように 美しく華麗で、 その姿を見た者達は 感動し、 そして、 恐怖に墜ちた。 また、 その姿には あらゆる力でも 傷ひとつつかなかったと される。 ある時、 幻龍は、空を飛んでいた。 しかし、何かの原因で 龍は地面に墜ちてしまった。 地に墜ちた龍は ゆっくりと身体を 起こした。 その時、龍の目の前には 一人の少女がいた。 星の髪飾りをつけ、 白い服を着た少女。 その少女は 龍を見て逃げなかった。 龍は不思議に思った。 そして、すぐにわかった。 少女は眼が見えなかったのだ。 龍は不思議そうに聞いてみた。 何故、一人でいるのか、 少女は答えた。 一緒にいた家族は 少女を置いて逃げたと。 この時、龍は少女にたいし、不思議な感情を もっていた。 そして、 自らの力で 少女の眼に光を 取り戻した。 少女は龍を見ても 驚かなかった。 それどころか、 少女は微笑んだ。 その笑みに龍は 何かを感じた。 それからは 龍と少女は共に暮らした。 そして、 ある時、 二人に子供が出来た。 その子供は龍の力を 持っていたが、 龍はそれを封印した。 その龍の力は 創造と破壊の力。 龍はこの世界を 壊したくなかったからだ。 そして、 もし、この世界が 危機にさらされたり 滅ぶことになる時、 その時の末裔に この力を授ける。 それを子に伝え、 龍は姿を消した。 その子は後に ヴァウスと名乗り、 後に魔法の国の王と なった…。 キュールの語る ヴァウス家の伝説より
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