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休日
都内某所
居酒屋
『乾杯!』
大村「あ~キツイっすよ…いつになったらエスに…ジーはめんどくさいですよ…」
相模「ホー…エスの方がめんどくさいで?」
大村「えっ?」
相模「エスは何時間も射撃態勢を取っている事もあるからな…」
大村「それくらい…」
相模「ホー…時には…10時間以上も射撃待機することあるぞ?」
大村「…えっ?」
相模「俺はトツイチやさかい長時間の銃姿勢は無理やな…5.6時間が限界やな…それに…時間が経てば経つほど命中率は下がるで…」
大村「それでも…エスになりたいんですよ…」
相模「何故や?」
大村「エスなら…初動現場で配置することが多いからだと…」
相模「…ゴミ(凶悪犯)を消したいのか?」
大村「先輩もでしょう?訓練でダイナミックエントリーした時、プラン無視で二つ目の部屋をクリアーしたし…しかもよくやるし…」
相模「…まぁな…他の隊員は…命令を守るだろうな…それに…上は射殺方針はならんと言うだろう…」
大村「自分のキャリアを守りたいからですしね…"愛知"の時は…一課が指揮権持ってしまった時点でめちゃくちゃでしたね…」
相模「…林さん…か…」
ガシャーン!
相模「んあ?」
向かい側の座席に男が暴れはじめた…
男は酔っ払っている様子
女店員は殴られている…
男はろれつの回らない口調で叫んでいる
男『!+@。「%$)>?㊧㏄㌍㍉╂деЫЗ※★!』
他の店員達は男を抑えようの無い状態である…
相模「エージ!ダイナミックエントリーだ!」
大村「エージ了解!」
相模と大村は一気に抑えに向かった
大村「どいて!」
大村は相模の突破口を開けて
相模は酔っ払い男の腕を捕まえて一気に倒し酔っ払い男の顔を畳に叩き付けて抑えた
男『いてぇ!!』
相模「エージ!マルガイ保護!」
大村「了解!大丈夫ですか?」
女店員「っつ…ハイ…」
大村「すいません!警察と救急車を…」
店員「ハイ!」
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